会社プロフィール

ごあいさつ
当社は自動車部品製造・加工メーカーとして、1979(昭和54)年に誕生しました。以来、部品のなかでもゼロから生み出す試作車の部品を中心に、総合的な技術力を発揮してまいりました。ほとんど手づくりといえる仕事は困難を極めますが、それだけに納得のいく製品が完成し、実用化されたときの喜びは、何者にも代えられません。
私たちは経験に裏打ちされた熟練の技術と、最新鋭の設備を有しています。そして何より「おもしろ、おかしく」のモットーに代表される、モノづくりにもっとも必要な創意工夫の精神、心意気があることを誇りにしています。
21世紀は激動の時代であり、変革の時代です。
これまで培ってきた実績だけに甘んじていれば、もはや生き抜くことはできません。チャレンジ精神を忘れず、自らの手で未来を切り開かねばなりません。
ナンバーワンからオンリーワンへ」。
私たちは、これからもたゆまぬ努力を続けることをお約束いたします。

代表取締役 南谷 裕晃


ハイテク機器と熟練の技術の融合。モノづくりの醍醐味はここにある。
大手メーカではライン生産、分業が基本となっています。プレス加工、金型制作、レーザー加工、溶接といったように。しかし、少数精鋭のプロフェッショナル集団であるOGUMAでは、試作車の部品づくりをメインにしていることもあって、すべての工程をひと通りマスターしなければなりません。モノづくりに関する幅広い知識と技術が要求されるのです。その上で、コンピュータ制御された最新鋭のハイテクマシン、たとえばレーザー加工なら三次元レーザーマシン、溶接ならロボット自動溶接機などを駆使し、熟練の職人技でクオリティの高い製品をつくり出しています。どんなに優れた機器があっても、それを使いこなす能力がなければ、”宝の持ち腐れ”。「現代のハイテクを支えているのは、熟練の職人技」といっても過言ではありません。
OGUMAの工場は業界トップクラスの設備・機器を導入しています。そして効率を向上させるだけでなく、働きやすい職場環境を実現しています。また、ベテラン社員による若手社員への教育・研修システムの充実にも力を入れているのはいうまでもありません。
こうした総合的な取り組みによって「技術のOGUMA」という高い評価を得ているのです。

多様化するニーズに即応するとともに、新しい分野を開拓するエネルギーを。
OGUMAの社名を知らない、製品を見たこともないという人も少なくないでしょう。しかし、製品には出会っているかもしれません。たとえば、トヨタ車のシートアジャスターの各種ブラケットなどは私たちの得意分野のひとつです。
前述したように、OGUMAの製品はトヨタの試作車の部品が約半数を占めています。エコカー「プリウス」、人気の「セルシオ」をはじめ、RV「メガクルーザー」や救急車「ハイメディック」まで発売の2年ほど前から試作品の製造と改良を繰り返してきました。現在も、トヨタだけでなくホンダも含めて、まだ世に出ていない新しい車の部品作りが続けられています。「自分たちが苦労してつくった部品が新車に生かされている」ことが、私たちの最大の喜びなのです。
「これからのOGUMAの目標は?」と問われたら、現在の試作車の部品づくりをさらに極めるのはもちろんのこと、設計から製造まで一貫して手掛ける自社製品の開発であると答えます。
つまりOGUMAブランドの実現です。ジャンルにとらわれず、可能性に果敢に挑戦する企業でありたい、私たちはそう考えています。